とある凡人院生さんの旅にっき

ド素人旅人が旅について適当に書いていくブログ

セルビア・ノビサド 2017年2月25日

この日はセルビアの第二の都市ノビサドへ。セルビアにはしばらく滞在するし、ベオグラードだけで留まるももったいないので。

 

ノビサド行きの列車は一日に何本か出ている。私は列車で行くことに。

料金は377ディナール(約390円ぐらい)。途中で何駅か止まるので結構遅く、一時間半程かかる。

 

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今回乗ったのはこれ。結構新しい車両だ。

 

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その一方で落書きだらけの車両もある。しかも通常運行している。これはノビサド行きではない。

 

出発は一番線だったが、これがややこしく、なんと一番線が2つあったのだ。1番と1Aというもがあり、私が乗る列車は1Aだった。この時それがよく分からなくて駅員や周辺の人に聞きまくっていた。幸い、セルビアは英語が通じる人が多かったので助かった。8時56分発だが乗車できるのは時間ギリギリであった。

 

列車が出発後、最初は人は少なめであったが、他の駅から次々と人が乗り、最終的には満席になっていった。

 

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ノビサド駅。ルーマニアのブラショフの駅とどことなく似ている気がするが気のせいだろうか。とにかく鳩が多く糞だらけで汚い印象だった。

 

 

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朝を食べずに出発してお腹が減っていたので、とりあえず軽食。真ん中の美味しそうなサンドイッチを頼んでみた。だが.....

 

 

 

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見事に写真詐欺に引っかかってしまったようだ。

 

 

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しばらく大通りを真っ直ぐ通ると中心地に近づいてくる。ノビサドの名所の一つである聖マリア教会が見えてくる。

 

 

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これが聖マリア教会で見てのとおりカトリックの教会である。

 

 

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これがノビサドの中心となる広場。この時期は丁度マーケットが開催されていいた。土産をはじめ、名産品等の販売をしている。ここは一応旧市街となっているが、これらの建物のほとんどは19世紀以降に建てられたらしい。風景は非常に魅力的だが、どうしても新しいものより歴史のある方が良いと感じてしまう。

 

 

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ノビサドの大通りで歩行者天国となっている。有名店をはじめレストランやカフェ、あらゆるお店などが揃っている。この日は天気が良かったので特に人通りがあった。

 

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西欧的な建造物が並んでいる。セルビアにいることを忘れる。

 

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中心地近くの公園を通ってさらに奥に行くと、ドナウ川が見えてくる。ここはノビサド民の憩いの場になっている。ここでは、橋の奥にあるペトロワラディン要塞が見えてくる。非常に穏やかで風が気持ち良い。

 

 

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さらにドナウ川周辺を散策すると、ルーマニアの国旗が掲げられた船が見えてきた。何の船かはよく分からないが観光用ではなさそうだ。

 

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ペトロワラディン要塞が一番キレイに見える場所の写真。自分で言うのも難だが絵葉書にできそうな風景が出来上がった。

 

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ノビサドにも過去に悲しい歴史がある。1942年のサド蜂起でハンガリー警察によって多くのユダヤ人が殺害され、ドナウ川に投げ捨てられる事件があった。石碑にはその犠牲者達の名前が刻まれている。

 

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ペトロワラディン要塞に向かうために橋を渡る。すると、街を出るときの看板が登場。高速道路などでよく見かけるやつだ。

 

 

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橋からみたドナウ川。改めて見ると結構広い

 

橋を抜けた後、要塞の出入り口を探す。だが、見つからない。一応看板どおりに行こうとするが、観光客らしい人を見ないし、道が合っているかどうかの自身も無くなった。その時、たまたま通りかかった男性が英語で「どうかしましたか」と声をかけてくれた。スラッとしたワイルドなイケメンだった。私は「要塞の出入り口を探しています。」といったら、すぐに案内をしてくれた。最初はその見返りに金をとるんじゃないかと警戒したが(3年前にブダペストの鉄道駅で席を探してくれたおっさんにチップを要求されたことがあるから)、それはなくただの親切な人だったので安心。場所は以外にも狭い路地の近くで分かりにくい場所にあった。もしこのイケメン男性に声をかけられなかったら永遠に迷っていたにちがいない。

 

無事に要塞の入口に到着したらいよいよ出発。

 

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この石畳の階段を登り続ける。これが意外としんどい。結構観光客も多くいた。

 

上に到着したら、テラスや時計台があり、多くに人で賑わっていた。

 

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上からは赤い屋根が広がって非常に美しい。ここがさっき自分が歩いていた場所なのが信じられない。

 

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上から眺めるドナウ川と中心地。ここは人気の撮影スポットになっている。

 

 

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時計台

 

 

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要塞の上には犬の散歩やランニングをしている人も結構いた。ベンチにはいちゃついているカップルも。

 

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さて、要塞を見た後は中心地に戻り、帰る準備を始める。駅前に丁度スーパーがあったので買い物を済ましたあと駅に。ベオグラード行きの列車はそこまで本数は多くはないので早めに帰ることに。

 

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列車の中。結構快適だが行きに比べると人は多かった。

 

 

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ベオグラードに戻った後、宿のスタッフおすすめの近くのレストランで晩御飯を食べることに。セルビアに来た以上はラキアを決めたい、と思い注文。アプリコット風味はとても甘みがあって飲みやすかった。下に氷が入っているお陰で程よく冷えて美味かった。

 

 

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セルビア最後の夜ということで思い切ってラムチョップを注文。ラムも臭みが無く塩加減も丁度良くて美味。この時料理を運んでくれたダンディなおじさんウェイターが「お味はどう?」と話しかけてくれた。もちろん「ラムが好きなので最高です」と答えた。するとおじさんはニコッとしてくれた。ほんのわずかなやり取りだがなんだか癒やされた気分だ。

 

 

セルビアもこれで終わり、次はいよいよボスニア・ヘルツェゴビナだ。

 

セルビア・ベオグラード一日目 2017年2月24日

こんばんは。今ブダペストにいます。色々とありまして旅行記が溜まっていますので書いていきますね。

 

*****

 

今回、ベオグラードで泊まった宿はHostel Home Sweet。ここは中心地からすぐの場所にあるロケーション最高の場所。口コミを見る限り、どういうわけか日本人人気が高いらしい。そのため、私が泊まったときも4人の日本人がいた。内訳は男性と女性が二人ずつでボランティアをしながら一人旅をしている方や、休暇を利用して欧州旅行の方や世界一周(多分)まで様々である。いずれもとてもフレンドリーで気さくな方だったのでおかげで楽しく過ごすことができた。

 

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リビング。TVも付いてる。

 

朝10時頃に出発し、ベオグラードを散策することに。まずは、中心地に向かうことに。

 

 

f:id:NevskayaAiri:20170304061714j:plain宿のすぐ近くに、ルースキ・ドムという「ロシアの家」と書かれた建物が登場。ロシア関係のものだ。

 

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この銅像はあのロシア皇帝のニコライ二世である。WW1の時もその前もニコライはセルビアを味方にした。セルビアにはこうしたロシア関係のものが多くある。

 

 

 

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真っ直ぐ歩いていくと、大通りが見えてくる。この時まだ朝で人は少なかったが、昼過ぎになると多くの人で賑わい。歩行者天国になる。ブティックやレストラン、銀行まで多くの店が並んである。

 

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クリスマスはもう終わってますよ

 

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モスクワホテルらしい。ここでもロシア。

 

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さらに中心に向かうと、聖セワ教会が見えてくる。これはセルビア正教会。ベオグーラドのシンボル的存在にもなっている。中の写真撮影は禁止だったので内観は省略。

 

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ここでもまたロシアが登場。どれだけロシア好きなんや。

 

 

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お腹が空いてきたので大通りのケバブを食す。パンが微妙で味はそこまでではなかったが500ディナール(約490円程)で安い。

 

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次に大通りを真っ直ぐ通った後にベオグラード要塞を見に行くことに。一応中にはないれるようだ。

 

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なぜか恐竜のモニュメントがあり、公園になっている。

 

 

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出入り口。壁が分厚く威圧感がある。

 

 

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上に上がると砲台が見えてくる。ミリオタが興奮しそうな展示物が多く有るからおすすめ。近くに軍事博物館があるとか。

 

 

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この謎の穴に頭を突っ込んで写真撮影をしている人がいた。日本でいうイラストの顔部分に穴が開いているアレのようなものだろうか(違う)

 

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近くには何匹か野犬がいた。大人しいが見かけると思わずびっくりしてしまう。

 

 

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要塞めぐりをしている途中で雨が降ってきたので観光は途中で中止し、晩御飯の食材を刈って宿へ。エスカレーターは結構揺れてゾットする。宿に向かう途中、雨を凌ぐためか、H&Mの袋を頭にかぶっているおっさんがいたのはネタだった。頼むから笑わせないでくれ 笑

 

 

それでは。

 

ソフィアからベオグラードまでの旅 2017年2月23日

2月23日、ブルガリアもとうとう最終日になってしまった。昼にソフィアを去る前にもう一度アレクサンドル・ネフスキー大聖堂にい行くことにした。ネフスキーの聖遺物も次はいつ見れるか分からないので写真に収めるために10レフを払って撮影の許可を頂いた。通常、教会内は撮影禁止だが、この大聖堂はメインの観光スポットであるためか、10レフを払えば写真が撮れるようになっているのだ。

 

全体を撮った後にいよいよ聖遺物。何とか写真は撮れたが角度を変えてもう一度撮影しようとした時はさすがに怒られた。過度に撮りすぎるのはダメだったようだ。猛省。

 

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全体はこんな感じ、正教会らしく多くのイコンが描かれている。

 

 

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これが、あのアレクサンドル・ネフスキーの聖遺物である。上には、「我々のために神に祈って下さった聖なる父アレクサンドル・ネフスキー大公」と書いている。これはロシア語だ。この聖遺物は1998年に当時の総主教アレクシー2世によって寄贈されたらしい。

 

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聖遺物(本物!)は骨の一部らしいが細いので多分指だと思う。その上にはアレクサンドル公の修道士姿の肖像画である。ソフィアを去る前に見れてよかった。

 

しばらく散策すると出発の時間が近づいてきた。宿に置いている荷物を取りに行き、メトロでバスターミナルまで移動。

 

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バスターミナル付近の治安は微妙。野犬もチラホラ見かける。写真では二匹が気持ちよさそうに寝ているのが見える。地下道がとにかく臭くアンモニア臭が漂っていた。

ベオグラードのチケットを買うために、売り場に聞いてみるものの、英語が通じず、知らないとかそんなものないという返事しか得られず。さあ困った、という時に思いついたのはインフォメーションに聞くことだった。幸い、英語は通じたのでチケットの買い方を聞くことができた。お姉さんはチケット売り場に電話をしてくれ、売り場のおばちゃんがインフォメーションまで迎えに来てくれた。おばちゃんは売り場まで案内してくれ、何とかベオグラード行きのチケットを買うことができた。感謝。

 

 

 

 

バスは14:30に出発。意外とバスは大きく快適であった。到着予定は22時と時間帯に不安はあったが、なんとかなると思い、乗車。満席かと思ったがオフシーズンのためか意外と空いていた。バスの案内人が無駄にテンション高めでずっと喋っていた。ベオグラードまでは約7時間。

 

しばらく走って一時間半でセルビアの国境付近に到着。ソフィアからは案外近い。セルビアからはEU圏外なので出入国審査があった。停車後パスポートを提出し、返却された後に降車してパスポートコントロールが始まる。ここで入国許可が得られるか。

私はいつものようにパスポートを見せた。しかし、審査官がなぜか怪訝そうな表情をしている。そこで、「どこから来たのか?」と聞かれたので「日本です」と答えたら、「え、日本?トルコからじゃないのか?ほら、ここにスタンプがあるよね?」と言われた。そう、実はトランジットでイスタンブールに降りた時、間違えてパスポートコントロールの列に並んでしまい、入国スタンプが押されてトルコに入ってしまったのだ。すぐに出国の手続きをしたが、その時のスタンプのせいで色々と突っ込まれてしまった。しかしその事情をすぐに説明すると納得してくれ、なんとか無事に手続きが終わってセルビアに入れた。出国が終わると次は入国審査が始まる。これはパスポートを提出するだけで済んだ。

 

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セルビアのスタンプだが、思わず「うわ地味っ!」と言ってしまった。押されたのかどうか分からないぐらいの存在感。

 

国境を越えた後すぐにパーキングエリアで小休憩。狭い場所だがレストランや売店もあった。

 

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国境付近。奥の方は線路になっており、貨物列車も通っていた。

 

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そしてお決まりの野犬もいた。こいつの他にも黒の犬が一匹いた。写真は足で掻いていることろ。国境付近と線路沿い、路地裏、荒れ地、住宅地は野犬のホットスポットである。

 

 

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山道を通っている時の写真。バルカン諸国にはこうした険しい山が多い。そもそもバルカンというのはトルコ語で「山」を意味する。

 

 

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しばらくするとまた休憩が入った。前の小休憩のときと違って一時間と長く、こっちは強制である。せっかくなのでパーキングのレストランでセルビア発の晩飯を食べた。もちろん、セルビアのビールであるLAVビールも決めた。ハンバーガーと合わせて500ディナール(550円程)と安い。

 

 

長時間にも及んだバスの旅は終了し、少し早くベオグラードのバスターミナルに到着した。降りた途端、分かりきっていたことだったが、早速タクシーの客引きが「タクシー?タクシー?」と声をかけてきた。しかも二人に。ホステルはターミナルから歩いて行ける距離だったので、「歩くから結構です」と断った。しかし彼ら結構しつこい。「お嬢ちゃん、歩いて行くの?タクシー使ったほうが近いよ。」と言ってくる。しつこいな。あまりにもうんざりしたので、ホステルへの道を聞いた。運ちゃんは何とか道を教えてくれ、去ってくれた。やれやれ。

 

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バスターミナル付近。

 

 

夜だったので少し心配だったが、ベオグラードの夜は意外と明るく、人通りも結構あった。そのため、夜は安心して歩くことができ、何事もなくホステルに着いた。

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルガリア・プロブディフ 2017年2月22日

22日はブルガリアの第二の都市であるプロブディフを散策してきたのでそのことについて色々と書いていきたい。内容は大したことは無いですがしばらくお付き合いください。

 

ソフィアからプロブディフまでは電車とバスがあるが、バスは一時間に一本運行している。所要時間は2時間でソフィアから日帰りで観光することも可能。一見すると、と手の近いように見えるが、往復を含むと4時間かかるし、思っているよりも移動に時間がかかるので、ソフィアから行こうとしている人は早めに行動することをおすすめする。

一部のネットでは1時間と言っている人がいましたがこれは完全にデタラメなので信じないように。

 

 

バスターミナルまではメトロを利用して行った。存在感が薄いのであまり知られていないが、ソフィアにもメトロがあるのだ。

 

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メトロのチケット。1.60レフ(約96円)で移動ができるのが良さ。

 

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駅のホーム。モスクワメトロのような豪華さには欠けるが構造的に意識してなくはない気がする。

 

 

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メトロは比較的新しいらしいが、車体はモスクワのそれと変わらないのが来たし、音もかなり似ている。私は車内アナウンスが好きなのでiPhoneでこっそり録音をした。これもお土産の一つである。

 

 

ちなみに私はバスで行ったが、やっぱり2時間かかった。主に大型バスで中々快適。オフシーズンなのか、満席ではなかった。

 

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みんなガムひっつけすぎやろ。どんだけ紙に包むの面倒なんや。。

 

2時間後、プロブディフのバスターミナルに到着。中心地までは少し離れているが、歩いていける距離であった。所要時間は歩く速度によるがだいたい15分から20分ぐらい。私は事前に準備した地図を元に何とか中心地に着いた。

 

 

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中心地に到着後すぐに迎えてくれたのが、この山の上に立つ「アリョーシャ」の銅像である。アリョーシャと言っているが実際にその人物がいたわけでない。この銅像は冷戦時代にブルガリアを解放したソ連軍に対する感謝の意を示したものである。どうやら特定の人物ではなくソ連軍をイメージしたものらしい。市民からは「アリョーシャ」という愛称で呼び親しまれている。これもブルガリアおなじみの「我が国家のために戦ってくれたことに感謝」である。ちなみにこれを題材にしたАлёшаというロシア民謡がある。以下が歌詞の一部である。

 

Стоит над горою Алёша,
Алёша, Алёша,
Стоит над горою Алёша 
Болгарии русский солдат.

 

山の上にそびえ立つアリョーシャ

アリョーシャ、アリョーシャよ

山の上にそびえ立つアリョーシャ

ブルガリアの、ロシアの兵隊さん

 

この歌はЗараというロシアの女性アーティストがカバーしており、私はこれが結構好きなのでiTunesに入れている。

 

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市内地図。こう見ると結構こじんまりしている。

 

 

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アレクサンデル1世通りは歩行者天国になっている。レストランや洋服屋、携帯ショップなど多種多様な店が並んでいる。

 

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2019年欧州文化首都になるらしい。写真はそのモニュメント。

 

 

 

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ここにも古代ローマの遺跡が。これは競技場のようだ。ちなみにプロブディフも長い歴史があり、紀元前4000年まで遡る。後にトラキア人の要塞になる。古代ローマ関係の博物館もある。

 

ここプロブディフにも旧市街があり、さらに進むと石畳の町並みは見えてきます。

 

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ここは旧市街地の入口付近。真ん中あたりになると道も狭くなる。また、坂が結構急なところもあって歩いていると結構息が上がる。石畳なのも手伝って足も少し痛くなった。運動にはもってこいだが、運動不足の私には結構ハードだった。でも町並みは美しいので見る価値はある。

 

 

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何かの要塞だろうか。個人的にここは割りと好みだ。

しばらく歩いていると、古い家の前に立っていた女性スタッフに英語で話しかけられた。ここはちょっとした博物館になっており、ラキアの試飲とブルガリアローズの商品を買うことができる。見学は無料。人が来なくて暇なのか、声をかけてきて一瞬ドキッとしたが、中の見せてもらうことに。

 

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1864年に建てられたらしい。女性スタッフは分かりやすい英語で中の展示品等の説明をしてくれた。

 

 

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これはラキアを蒸留させる時に使う機械らしい。ラキアはブルガリアをはじめセルビア等のバルカン諸国では一般的なお酒である。度数は高めだが、ぶどうの甘さや風味が出ていてとても美味しい。一般家庭でも作られているというのが驚きであった。

 

 

ここでは三種類のラキアを試飲させていただいた。

 

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試飲のためのコップが並んでいる。館のお姉さんがそれぞれのフレーバーについて話してくれた。どれも深い味わいで飲みやすかったが、個人的には一番右が好き。これは非常に甘く、シナモンのような香りがするのが特徴的である。実はラキアの発祥地はブルガリアである。また販売もしており、30レフ(約1800円)で帰る。

 

次に、ブルガリアローズのコスメの紹介をしてくれた。ここではオーガニックのバラを使用しており、香水、ハンドクリームをはじめ、石鹸やボディーソープ、乳液等様々であった。香水とハンドクリームを付けてもらい、香りを比較したりしてみたがスウィーティーなものもあれば独特の香りもあった。でもどれも上品な香りでクセがなかった。お姉さん曰く、日本人好みらしい。オーガニックだからさぞかしお高いだろうなあと思ったら、ほとんどが20レフ以内で買えるのだ。香水に限ると10レフ(600円程!)とかなり安い。日本でオーガニックのコスメを買おうと思うと安くても4000円は越えるし、普通の香水でもミニサイズで2000円近くする。日本人目線でみるとこれはかなりの破格の値段である。

ということでブルガリアのお土産が一つも無いというもはさすがにどうかと思ったので私も香水を購入した。

 

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外観はとても可愛らしい。ここのお姉さんはとても気さくであった。

 

 

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旧市街から眺める景色も良さである。ブルガリアの伝統的な民家は赤い屋根が一般的である。

 

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聖処女教会

 

 

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聖コンスタンチン・エレナ教会

 

帰りのバスに乗るためにバスターミナルに向かったが道を間違えて迷ってしまった。そのため、早い時間のバスを逃してしまい、ソフィアに着くのが遅くなってしまった。バスターミナルは中心地からそこまで遠くは無いが、分かりにくいところにあるので注意が必要だ。

その後、ブルガリア最後の晩餐はIさんと劇場内のレストランだった。ここは本来、劇団関係者が利用するレストランだったが、彼の母親の知り合いの劇団員のコネクションで特別に利用させていただいた。

 

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出入り口。一見するとその奥にレストランがあるとは思えない感じ。

 

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中々いい雰囲気。近くにいた利用客のほぼ俳優や女優。隣にはブルガリアで有名な俳優がいたらしい。なんかすごいところに来てしまった感が半端ない。

 

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ブルガリア的サラダ。ピーマンにチーズを挟んだ一品。バジルソースが効いてた。

 

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ラムチョップ。独特の臭みが無く、柔らかかった。今まで食べたラムの中で一番美味しかも。(出国してからずっとラムばっか食ってる気がする)

 

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夜の劇場。ライトアップがさらに建物の魅力を引き立てる。

ブルガリア最後の夜は貴重な場所で美味しいご飯を満喫できたのはとてもいい思い出。Iさん、改めてありがとうございます。

 

 

かなり弾丸で観光をしたが(メインの方の競技場は見損ねた....)こじんまりとした良い街だった。ブルガリアの旅は最高だった。また行きたい。 

ブルガリア・ソフィア2日目 2017年2月21日

宿のWi-Fiルーターが死亡していてネット接続ができなかったが、修理が終わってようやく生還したようだ。やっと旅行記の続きが書けるぞ。

 

 

二日目はブルガリアでも有名観光地であるリラの修道院に行ってきた。リラというのは都市名ではなく山の名前である。リラ山はヨーロッパで二番目に大きい山で修道院がある場所はほんの一部にすぎない。この時、Iさんとその従兄弟と車で行った。

 

 

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修道院に向かう道中に撮影した山。ブルガリアは日本と同じく山に囲まれている。スキー場もあるらしい。

 

 

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ご覧あれ。これがリラの修道院である。実物は写真よりもずっと美しく、見ごたえがある。この修道院には実際に修道士が修行のために生活をしているらしく、彼らにはそれぞれ部屋が与えられている。その部屋では祈りを捧げたりなどをしている。10世紀に建設されたらしい。独特な外観が特徴的。

 

 

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時計の上には白い鳩がいる。日本では滅多にお目にかからないので貴重だ。

 

 

 

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この殺伐とした絵は罪を犯した悪人が地獄で罰を受けている場面を描いている。興味深いのは罪の内容によって分けられているところ。盗人から異教に走った者、神に反した人から殺人者、裏切り者、困った人を助けなかった人など多種多様である。

 

 

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聖イオフのイコン。この聖人はブルガリアで最も親しまれている。写真撮るの忘れたがそのすぐ下にはイオフの墓があり、そこに眠っている。

 

夕飯はIさんが用事があったので一人でHappyGril(ブルガリアで展開している外食チェーン店)で食事をした。ブルガリアでは人気があるらしく、客も多くいた。女性店員の制服がパツパツのミニスカートで無駄にセクシーだった。

 

 

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これはКаменицаというブルガリアのビールらしい。あっさりとしていて飲みやすかった。

席に座った時、アジア人が珍しいのか隣の席にいたグループの一人の男性に話しかけられた。驚いたのは彼は日本に留学経験があるらしく、東海大学に一年間勉強したらしいが授業は全て英語だったので日本語はあまり話せないという。意味なくね?と思った。

 

 

それではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルガリア・ソフィア一日目 2017年2月20日

19日夜、経由地のイスタンブールに向かうために成田を出発。イスタンブールに三時間程滞在した後に20日朝(現地時間)にソフィアに到着した。思っていたよりも雪が積もっていた。

 

 

 

 

出口には以前から約束をしていたブルガリア人のIさんとそのお母様が迎えに来てくれた。彼の車で空港から市内に移動し、宿で休憩した後に市内観光を開始。

空港からの移動中、大量の団地が並んだ様子があるいかにも東欧らしい風景を見てブルガリアに来たことを実感した。

 

 

まずはじめに訪れたのは、当時のままに近い形で保存されている古代ローマ時代の遺跡と教会。下に沈んだ状態であった。ここで驚いたのが、貴重な古代の遺跡にもかかわらず無料で勝手に入ることができることである。日本ではまずありえない。

 

 

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ローマ時代からある教会。中に入れるらしいがこの日は残念ながら閉まっていた。先に訪れていた人がロシア語で「ニェ ラボータ!(やってないよ!)」と言われて初めて知った。

 

 

 

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出入り口らしいがこれ分かりくくね?

 

 

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これが市内の古代セルディカの遺跡。当時ソフィアにはセルディカという古代都市があり、ここに移動し、定住したトラキア族のセルディ族が街を建設したのが始まりだそう。この遺跡は地下鉄の工事中に偶然発見されたようだが、考古学的にはかなり貴重であり、ローマ史界隈では重要な位置を占めると思う。

 

 

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地下鉄の中にも遺跡があるのがまず驚きだ。壊すことなく、上手く見学スペースが設けられている。遺跡保存と地下鉄運営の両立を図るのが難しそうである。

 

 

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これは世界史を勉強した人ならピンと来るかも知らないが、ブルガリアで最古の聖ソフィア教会である。この教会はキリスト教史では重要である。中には入れるが撮影禁止なので内観の写真は割愛。

 

 

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次はいよいよ、ソフィアのシンボルであるアレクサンドル・ネフスキー大聖堂。これはガイドブックのソフィアのページで必ずと言っていいほど表紙になるほど有名である。間近で見ると迫力がある。かなりの存在感である。ブルガリア人はロシアが好きらしくそこからロシアでは国民的英雄であるアレクサンドル・ネフスキーの名が付けられたとされている。

 

早速、私たちは中に入った。内観は広々としており、正教会らしく様々なイコンが並んでいた。実際に来ていた人の殆どが観光客であった。ある女性3人組が(日本人ではない)背を向けて去っていたが、彼らのこうした行動で現地人か観光かですぐ分かる。(本来、去る時に背を向けるのは好ましくない)写真撮影は10レイが必要だが、信者の配慮でやめた。しかし、それを激しく後悔することになった。

 

 

なんと、この大聖堂にはアレクサンドル・ネフスキーご本人の聖遺物が展示されていたのである!これは1998年に当時のロシアの総主教であったアレクシー2世が大盛況に寄贈したらしい。実物は厳重に保管され、ネフスキーのイコンが描かれた箱に小さな骨が見えるように展示されていた。骨の部位は分からないが、細かったことからおそらく指だと思う。こんな素晴らしい機会は滅多にあるまい。しっかりと目に焼き付けた。

まさか、ソフィアに来て国民的英雄の聖遺物が見れるとは夢にも思わなかった。ネフスカやあいりとしての役目は見事に果たしたのである。ソフィアに来て大正解。

 

 

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別の角度からの撮影。これがおなじみの光景であろう。

 

 

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アレクサンドル2世の騎馬像。彼は解放皇帝として名高いが、実は当時オスマン帝国の支配下にあったブルガリアを開放しており、ブルガリア国民は今でも彼の功績を讃え、英雄として崇めている。

 

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街の風景。治安も悪くなく平均的な東欧の町並みであるが、道路の状態は悪く、至るところに穴が空いていたり、ガタガタで凹みに大きな水たまりが溜まっていた。

 

 

 

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ソフィアでも野犬をチラホラ見かける。しかもみんな無駄にデカイから出くわした時は一瞬ビビるが昼間は比較的おとなしい。夜になると、「ワワワーン」と吠えだすからマジでうるさい。

 

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ブルガリアの英雄であるヴァシル・レフスキが殺害された現場である記念像。2月18日は彼の命日らしく。その為大量の花がそえられている。レフスキは19世紀の革命家でブルガリア独立のために戦った人物であるが、危険人物としてマークされ、暗殺された。「彼はブルガリアの自由のために戦って下さった」として彼の功績を讃え、現在でもブルガリア人に愛されている。家族連れはもちろん老若男女問わず献花を行う人々が印象的であった。ブルガリア人の強い愛国心を持つ国民性が垣間見れた瞬間であった。

 

 

市内見学の後、ソフィア郊外にあるヴィトシャ山に向かった。この山はハイキングのコースとして人気があり、ボヤナ教会という古い重要な教会があることでも知られている。ソフィアからは車で30分程。

 

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ヴィトシャ山の一部。ソフィア市内の都会的な町並みから一変し、伝統的な民家が並ぶ閑散とした雰囲気だあった。また、山沿いなので雪の量も多くなっている。

 

 

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この中にボヤナ教会があるが、残念ながら昨日は休館日。また「ニェ ラボータ」である。せっかくここまで来たのにこの仕打はないだろう。ということでその周辺を少しだけ散策することに。

 

 

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ここにもレフスキが。その隣にはブルガリアの国旗がある。

この周辺は民家をはじめ、グレードの高そうなホテルやレストラン、キオスクがある。キオスクのすぐとなりには飲食できるテラスがあったが、この時期はさすがに誰も利用していなかった(当たり前か)。しばらく歩いてると、野良猫を見かけた。しかし、その猫はなぜだが攻撃的で私の方に素早い動きで近寄ってくる。猫は普通臆病な動物なので、人間のほうから近づくとすぐに逃げるのだが、こいつだけは違って、積極的に近づいてきたのだ。しかも噛み付こうとせんばかりの姿勢で。さすがにこれはマジで怖かった。猫に対してこんなに恐怖を感じたのは初めてである。

 

 

 

とりあえず今日はこの辺で。ではまた。

 

 

もうすぐ東欧大旅行なのです

こんばんは。

 

 

一昨日、修論の口頭試問が終わり、ホッとしているところです。これで心置きなく旅立つことができますわ。

と思っていたら、まだまだ先だと思っていた東欧大旅行も残りあと1日となりました。時間が経つのはとても早いですね。一年半ぶりの海外なので今非常に興奮しています。

 

 

 

旅行期間は2月19日から3月19日のまるまる一ヶ月(厳密に言えば海外滞在期間は20日から18日)。19日の夜に成田を出発し、18日に帰国予定です。

 

 

訪問予定国は以下の通り。ほぼバルカン諸国メインです。

 

 

ブルガリアアルバニアモンテネグロルーマニアルートに変更可能性あり)→ボスニア・ヘルツェゴビナセルビアハンガリー(二回目)→ウクライナ

 

 

 

今のところ計7カ国を予定していますが、状況によって変更するかもしれません。今回の旅のメインで最終訪問国のウクライナは約2週間を見ています。かつてはきっちり厳密に計画を立てて進めることが多かったですが、気まぐれになるのも悪くは無い、と最近は思っています。

 

 

スタイルは前回と同様、バックパックを背負っての貧乏旅行。ホステルを利用して自炊で生活するやり方でいきます。

 

 

 

本ブログの旅行記はネット環境がある時に更新していきたいと考えています。

リアルタイムで現地の情報を提供できれば、と思います。

 

 

 

今回の旅ではどのような楽しみ、出会い、驚きが待っているのだろう。とても楽しみで仕方がありません。