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とある凡人院生さんの旅にっき

ド素人旅人が旅について適当に書いていくブログ

モルドバからルーマニアへの旅2015夏

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国民の館

 

スラヴ系が大半を占めるバルカン諸国の中で、唯一のラテン系国家がある。

 

 

それが、ルーマニアである。ルーマニアといえば一般的に思い浮かぶのはドラキュラとチャウシェスク等....

 

 

あれ、思っていたよりもイメージが浮かばなかった。それもそのはず。国自体は珍しくはないにもかかわらず、あまり知られていない事も多く、旅行先として選ぶ人も少ない。また、残念なことに、チャウシェスク政権の残虐な独裁政治、2012年夏に起きた日本人女子大生殺人事件、悪質タクシー、野犬等のマイナスな面が多いのも事実である。「リアル北斗の拳」の世界とまで言われる始末である。 

 

 

 

しかし、同時に大きな魅力と可能性を秘めている点もある。ブラショフ等の中世の面影が残る歴史都市も多く、人も良く、なによりも一番の魅力はワインである。

こちらもあまり知られていないが、ルーマニアはワインの生産地であり、安く上質なワインが飲める。

 

 

そんなルーマニアだが、私は一昨年の夏にブカレストとブラショフに行ってきた。ここではモルドバからルーマニアまでの旅路のことをグダグダと書いていく。つまんなかったら閉じていいからね。

 

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まずは、モルドバのキシナウから寝台列車ブカレスト入りをすることに。写真はキシナウの鉄道駅。ヨーロッパの首都の駅とは思えないぐらいに閑散としていた。しかも薄暗い。寝台列車は2等(クペー)を購入。片道料金は日本円で約4000円程。まあそこそこするかな。切符は前日に購入した。

 

 

 

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モルドバ国鉄の車体。カラーがもろウクライナの国旗。重厚な車体がたまらない。

 

 

 

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列車内の廊下。

 

 

 

 

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内観。太陽光が光りすぎてよく分からないですねすんません。結構清潔でベッドは広々としていて快適。

 

 

 

 

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スーパーで買ったモルドバワインを持ち込んで車内晩餐

 

 

列車に揺られて約3時間経った時、列車は停車。出入国審査が始まるようである。ドアがノックされ、開けると入国審査官がいた。パスポートの回収だ。審査中、トイレはドアの鍵が閉まるため行きたくても行けない状態となる。隣の空き室に行くと子供用のおまるが設置されていたのはそのためである。乗客全員のパスポートを回収し、手続きをするためこの審査は結構時間がかかる。この時トイレを我慢していたのでこの待ち時間は結構辛かった。

 

 

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出入国審査中の地図。GPSはネットがオフラインでも機能するので現在地も国境付近になっている。

 

しばらく待つと、列車が少し動いた。どうやらルーマニアに入ってようだ。すると次は入国審査が始まった。ここでまた長い待ち時間が延長されるのだが、今度は別の男性が部屋を訪れてきた。その男性は「アンケートに協力して欲しい」と言い、英語で書かれたアンケート用紙を渡した。その詳しい内容はうろ覚えだが、EU関連のアンケートだった。確かモルドバのEU加盟に関するアンケートだったような気がする。記入後、再び男性が回収に来た。彼はとても愛想が良く気さくな人だった。

しばらくして、入国審査官が来てパスポートが返され、列車はようやく動き出した。それと同時に私はすぐにトイレへ走った。

モルドバのウンゲニという街からルーマニアのヤシへ国境を越えた。

 

 

 

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早朝、ブカレストのノルド駅に到着。この時の天気は生憎の雨であった。

 

 

 

 

 

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ノルド駅構内。ノルド駅といえば、ブカレストの中でも治安が良くないスポットとして悪名が高い。スリや置き引き、悪質な勧誘が多いらしく、外務省も注意喚起しているぐらいである。渡航前にそれを聞き、私も到着前は身構えていたが、実際はそうでもないようだ。写真でも見て頂ければお分かりだが、早朝にもかかわらず人は結構多く、レストランや売店も充実していた。タクシーの客引き等の胡散臭い系の輩もチラホラいたが、それを言ってしまえばどこの鉄道駅でも同じ。何もノルド駅だけに限った話ではない。多くの人が行き交う場所である以上、鉄道駅とその周辺の治安が悪くなってしまうのはどこの国でも一緒である。

 

 

 

 

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ノルド駅を後にし、宿泊先のホステルに向かうために地下鉄へ。ブカレストには地下鉄がある。車体は割りと近代的でドアが曲がっているのが特徴的である。ちなみに乗車したのは2番線である。

 

 

 

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ちゃんと発車標もあるし、到着時間も表示されている。でも電車来る前のアナウンスはなかった。

 

 

 

 

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駅のホームにはなんと、本の自動販売機が。なんて斬新なんだ。買い方はお金を入れて欲しい商品の番号を選択する。お菓子用の自販機と全く同じ。自動販売機大国である日本ですらないぞ、これは貴重だ。

 

 

 

 

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ホステルの最寄り駅のウニヴェルシタテ駅を降り、歩いて行く。街の雰囲気はいたって普通だが、よく見るとやっぱり旧共産圏定番の無機質で重厚な団地が見える。そしてその隣には西洋風のエレガントな建造物や協会、近代的なビルが立っている。チグハグ感たっぷりでかつ独特な雰囲気を醸し出していた。こういうの嫌いじゃない。

 

 

今日はここまで。次はブカレスト一日目を書いていく。